愛媛県美術館・石本藤雄展へ

愛媛県美術館で開かれている石本藤雄展へ行ってきました。

地元のテレビ局で初日の混雑ぶりを見ていたので、平日の朝一番に来館。朝のまばらな来場者の中で、ゆっくり見ることができました。(美術館の開館時間は、朝9時40分です)

石本さんのマリメッコ時代のテキスタイルが、林のように並んだ展示室は迫力でした。布の彩りを見上げながらグルグルと何度も回って楽しめました。

陶芸作品もデザイン性が高く、飾っておきたい芸術品というよりも「使ってみたい」、「触ってみたい」、「このデザインを着てみたい」という欲求が湧きます。

いちばん触りたかったのは、冬瓜をモチーフにした陶芸作品。それぞれの質感が魅力的でとても触りたかったです。重さも実際に持ちあげて確認したい衝動にかられました。(この冬瓜シリーズは撮影OKでしたが、もちろん触れません)

石本藤雄展は愛媛県美術館での開催後、京都の細見美術館(2019年春予定)と東京青山のスパイラル(2019年夏予定)へ巡回していくそうです。

京都も東京も、まちがいなく混み合うでしょう。時間のある方には、今のうちに贅沢にゆったりと見られる愛媛県美術館をおすすめします。

愛媛県美術館の周りには松山城が見える公園が広がり、お堀には白鳥が静かに泳いでいます。路面電車がのんびりと走り、道後温泉へは美術館から20分ほどです。

愛媛に住む人間として素朴な気持ちで言いますが、南海トラフが来る前に美術館を含めた愛媛県の風景を見ておいて欲しい、そう思っています。

愛媛県美術館での石本藤雄展は、12月16日(日)まで

愛媛県美術館ホームページ

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