正岡子規が詠んだ句
俳人正岡子規が生まれた松山には駅前に句碑があり、道後温泉には子規記念博物館もあり、普通の住宅街にも彼が詠んだ句を解説する看板が、突然立っていたりします。
私が持っていた正岡子規の情報は、教科書に載っていた横顔の写真とテストのために暗記した断片的な知識程度で、あの有名な『柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺』の句も、芭蕉作だとずっと勘違いしていました。我ながら酷い話です。
松山に住んでから正岡子規の句をあちこちで目にすることが増えて、あらためて「センスのある人だったんだなぁ」と思います。
今、読んでも季節や色の情景が浮かんできて、心が動かされるのが不思議です。
こんなに少しの文字数なのに。俳句ってすごいもんですね。
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