30秒ストレスチェック【調査報告その2】

30秒ストレスチェックは、色を選んでストレスの状態を知る簡単なストレスチェックです。

昨年5月の集計結果の続きです。

ストレスチェックに現れた睡眠ストレスの変化を解説します。2017年5月5日~5月31日の27日間、322名の方に試していただいた結果をまとめました。


睡眠ストレスのピークは土曜日?

5月13日(土)の集計結果

第1位 睡眠ストレス 37%

第2位 孤独ストレス 16%

第3位 疲労ストレス 14%

第3位 愛情ストレス 14%

第4位 不安ストレス 12%

第5位 評価ストレス 7% 


土曜日は「睡眠ストレス」が第1位に

5月13日の土曜日は、約40%が睡眠ストレスを感じているという結果でした。連休中の疲れも溜まり「ぐっすり眠りたい」、でもやっと迎えた休日に「夜更かしもしたい」という土曜日を過ごす心理が睡眠への意識を高めたようです。


評価ストレスが減少する土曜日

第1位の睡眠ストレスに対して、評価ストレスは7%のひとけた台に減少し最下位となっています。評価ストレスは、「もっと周囲から認められたい」、「自己主張したい」といった欲求に伴うもので、仕事をする中で強まるストレスと言えます。週末に職場から離れたことで仕事への意識が弱まり、ストレス順位に変化がもたらされた結果となりました。 


睡眠ストレスが消えた日曜日

5月14日(日)の集計結果

第1位 不安ストレス 32%

第2位 疲労ストレス 26%

第3位 評価ストレス 16%

第3位 愛情ストレス 16%

第4位 孤独ストレス 11%

第5位 睡眠ストレス 0% 


日曜日は「睡眠ストレス」が0%に

翌日の日曜日は、睡眠ストレス0%という結果となり大きな変化が見られました。睡眠ストレスに変わり1位になったのは不安ストレスで、30%以上の方が選んでいます。週明けの仕事への意識が不安ストレスとして表れた結果となりましたが、本当に睡眠ストレスは土曜日だけで解消されたのでしょうか? 


「睡眠ストレス」は慢性的な存在

13日(土)に第1位だった睡眠ストレスが14日(日)には0%に変化しましたが、土曜日にぐっすり眠って睡眠不足を解消!という単純な結果ではありませんでした。15日(月)以降の集計を見ると睡眠ストレスは月曜日から再び選ばれるようになり、慢性的ストレスとして選ばれ続け存在感を示します。


ストレスの優先順位が変わる日曜日

特徴的な変化を見せた2日間の結果からは、職場で感じている評価ストレスや不安ストレスから土曜日は解放され、それらのストレスが下位に移行したことで睡眠に対する意識が上がり、週明けの仕事が気になりだす日曜日には仕事の不安ストレスや評価ストレスが上位にあがり、ストレスの優先順位が土日の間に切り替わっているのがわかります。


潜伏した「睡眠ストレス」に注意

日曜日のストレスチェックでは睡眠ストレスが消えたように見えましたが、週明けに感じる仕事のストレスが強まったことで、睡眠ストレスの優先順位が下がっただけのようです。睡眠不足などの問題を解決したわけではなく、他のストレスの影に潜伏している状態なので注意が必要です。


集計結果のまとめ

今回のストレスチェックの集計結果から、連休中や週末のストレスの推移を見ることができ、特に土日の変化にはストレスの優先順位や、週末に切り替わるストレスの動きを読み取ることができました。ストレスの状態を知り、早めのストレスケアを行うためにも30秒ストレスチェックを今後も活用していきます。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。 

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色を選ぶ30秒ストレスチェックは、気楽に自分のストレスに気づけます。ストレス解消の色も見つけてください。

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色とストレスの関係

愛媛県松山市で、『色とストレスを考える小さな新聞』を発行しています。気楽に色を選ぶ30秒ストレスチェックなどを発信中。